どこかへかけだすこと
涼しかった。
久しぶりに外で走った。
体は徐々に調子を取りだし、
鉛のような気分が軽くなりだす。
このままどこまでも走り続けるのだろうか。
ある日、フォレスト・ガンプは走るのをやめた。
走れなくなったのか。
走らなくなったのか。
走る気持ちを抑したのか。
そもそもわたしは走り続けられるのだろうか。
勝手に走って勝手に走らなくなり、
勝手に汗を洗い流す。
勝手なわたしをお赦し下さるのだろうか。
呼吸のリズムが頭の中を駆け巡り、
どこへでも行けるのではないかと、
そんな気がしてしまう。
♪誰にも何にもないよ
だからどこへでも行けるのさ
ゆっくり変わってゆくのは
柔らかな風景と
流れる雲みたいな季節と
単純な人の心と
何も言えない明日と
ねぇここにいる僕と旅をしませんか
(♪旅をしませんか/空気公団)


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